ネイルケアとは適切な爪の長さ・形に整え、伸びすぎたキューティクル(一般的に甘皮と呼ばれる部分)を整えることです。
お爪のコンディションにより厚み・縦すじをケアし、艶出しもします。
爪周りのささくれも除去します。
Neigeでは極端に薄いお爪の場合、ケラチンの補充も行います。
美しい形に爪を整え、伸びすぎたキューティクル(甘皮)を整えることで見た目も健康的で清潔に見えます。
また、伸びすぎたキューティクルは爪の成長を妨げる・爪周りの水分をとってしまうため、爪の乾燥をまねくとも言われています。
なので定期的なネイルケアは健康的な爪になるためには欠かせないと思います。
次のような写真のお爪は健康的と言えるでしょうか?
爪は健康のバロメーターと言われていますが、健康な爪とは?
まず長さ・形・・・指の腹側から見てちょうどピッタリ同じか1ミリ程度長いくらい。
極端に平たすぎたり、巻きすぎたり、反ったりしていない。
色・・・薄いピンク色。黄色がかっていたり白っぽくない。
(黒っぽい・青白い・緑色等は今は省きます。)
表面・・・なめらか。
縦に極端に溝がない。でこぼこしていない。亀裂や雲母状に剥がれたりしていない。
爪周り・・・ささくれや炎症がなく潤いがある。
爪の裏・・・爪を支えている皮膚(爪下皮)が極端に伸びていない。
このようなお爪であれば健康的と言えるのではないでしょうか^^
お客さまによく聞かれる爪の状態の一つに「爪の縦すじ」があります。
マニキュアを塗っても縦線がカバーできずキレイに見えないですし、
艶もなくなって何だか不健康に見えてしまいます。
原因としては「加齢」や「乾燥」が挙げられます。
加齢や乾燥が原因でできる爪表面の縞状の縦線は保湿やマッサージでいいですが、
肝臓の機能低下によってもできることがあるため、手のひらや足裏の皮膚・顔が黄色くなってきたと感じたり、目がかすむ・疲れやすいなど他の症状も気になる場合は医療機関での受診をお勧めします。
縦すじ同様、「横のデコボコ」についてもよくご相談をうけます。
洗濯板状に波打つようにデコボコになってしまっています。
原因としては「体調不良」や「ストレス」「栄養不足」「外傷」などが挙げられます。
インフルエンザで高熱が出たとか、胃腸炎で食事が摂れなかったとか、仕事が忙しくイライラして眠れないとか、、、
爪母(爪が作られる素の部分)への栄養不足が主な原因とされます。
爪は平均で一日0.1ミリ伸びるので(季節・年齢・指によって多少異なります。)根元からの距離でいつ頃体調が悪かったのかがだいたいわかると言えます。
「外傷」が原因の場合も爪が作られてるところへ衝撃が加わったためにその部分がデコボコになってしまいます。(アトピーがある方や洗剤・薬品で手荒れを起こした時も同じようになります。)
写真のように親指なのに甘皮部分が後ろに下がり後爪郭が盛り上がっている方もデコボコになりがちです。
爪の根元をいじる癖があったり、間違った甘皮の自己処理で「後爪郭の後退」が原因です。
爪が乾燥していると縦すじができて見栄えが悪いだけでなく、硬く欠けやすくなってしまいます。
Neigeではよく若葉と枯葉で例えますが、瑞々しい若葉は柔軟性があるため握っても元に戻ります。一方枯葉は・・・パリパリっと粉々になり元には戻りません。
爪だけでなく周りの皮膚も乾燥で肌荒れがひどく、甘皮もガサガサだったり
爪が指先を少しでも超えるとストレスポイントから横にかけてしまったり
爪表面に縦線が目立ったり・・・
元々の爪の厚みやカーブなどの形・生活習慣(食べ物や指先の使い方・お仕事など)・コンディションにもよりますが、柔軟性を保つには乾燥対策は必要と思います。
冷え性で血行が悪い方、除光液を頻繁に使う方は乾燥しないように特にお手入れが必要と思います。水仕事が多い方も指先が乾燥すると爪の水分量にも影響するためご注意ください。
爪のピンク色の部分(爪甲)と白い部分(フリーエッジ)の境目の形がおかしいですよね?
通常は弧を描いた形になるはずですが、爪とお肉(爪床)が剥がれた状態なのでこうなっています。
原因は爪の下の皮膚のかぶれ(皮膚疾患・カンジタなど感染症など)や外的要因としては爪が剥がされる方向への負荷(シールを剥がすなど)・爪表面の削りすぎで薄くなった・スカルプチュアでのピンチの入れすぎ・職業(指先に力を入れるお仕事)、洗剤や除光液のような有機溶剤の使いすぎの他薬や病気が原因の場合もあります。
対処法としては(病気や薬以外の場合)ポイントは「清潔」と「保湿」だと思います。
なるべく爪を伸ばしすぎないようにし、爪先に負荷がかからないようにも注意します。
予防法は爪を道具に使わない・溶剤は素手で使わない・爪の裏側で支えている皮膚(爪下皮)を乾燥させないなどです。
爪は三層構造ですが、写真のように爪の先端の一部が剥がれてしまうことを二枚爪といいます。
右側の写真は二枚爪になってどんどん爪が剥がれていって、結局三層目まで剥けてしまっています。
左は真ん中より少し右側の先端一部が剥けているほかストレスポイントに亀裂も入っています。
グリーンネイルとは緑膿菌に感染して爪が緑色に変色してしまうこと。
一般的には緑膿菌は土や水の中、皮膚・腸内にもいる常在菌で健康な人が感染しても発症することはほとんどないはずなんです。
ジェルネイルやスカルプチュアのリフト(浮き)に気づかず生活していると、その隙間に水分がたまりやすく湿った状態が続きます。ジメジメした状態は細菌が繁殖するには好都合なのです。
予防法としてはリフトを放っておかない・水分はよく拭き取る(手の乾燥対策のためにもなる)などです。
爪とジェルネイル・スカルプチュアの間に緑膿菌が感染した場合は上記注意を守っていただけると悪化したりグリーンネイルが続くことはほとんどないのですが
爪とお肉(爪床)の間に感染した場合はちょっと大変かもしれません。(写真はありません。)
カンジタ感染症が原因で爪甲剥離を起こし、そこへ二次的に緑膿菌が感染した場合は元の感染症の治療をお医者さんでしてもらってください。
Neigeでは公的機関で緑膿菌・白癬菌への抗菌効果が認められたベースジェルをご用意しています。(爪の蒸散作用を妨げないガスパーマブルシステム採用)